こんにちはkorojnです。
元旦から石川県能登半島で地震が発生しました。
2024年1月1日14時10分頃発生
地震の規模:マグニチュード7.0、深度7.0
ニュースで長周期地震って出ていましたが、「長周期地震」って何?と調べたら、1回の揺れに時間がかかることらしいです。東日本大震災の時も長周期地震動だったそうです。
(確かに2011年に東北地方の東側で発生した地震の際、私当時、愛知県名古屋市にいたんですが、揺れが数分間続いた記憶があります。)
そのため、今回の地震は、近隣の福井県、富山県、新潟県にも地震の影響が拡大しています。
長周期地震動って何?
地震が起きると様々な周期を持つ揺れ(地震動)が発生します。ここでいう
「周期」とは、揺れが1往復するのにかかる時間のことです。南海トラフ地震
のような規模の大きい地震が発生すると、周期の長いゆっくりとした大きな揺
れ(地震動)が生じます。
このような地震動のことを長周期地震動といいます。
建物には固有の揺れやすい周期(固有周期)があります。地震波の周期と
建物の固有周期が一致すると共振して、建物が大きく揺れます。
高層ビルの固有周期は低い建物の周期に比べると長いため、長周期の波と
「共振」しやすく、共振すると高層ビルは長時間にわたり大きく揺れます。
また、高層階の方がより大きく揺れる傾向があります。
ニュースで流れている被害状況から感じた事
建物倒壊で柱が破壊されているのは、老朽化や旧建築基準法の頃の建物なのかな~と思いました。新建築基準法(耐震化)で建てられた建築物は倒壊していないように感じました。
ただ、地盤の問題で住宅や道路が傾いたり、不陸しているのはどうしようもないのかなと。地盤が軟弱地盤のため、液状化が発生し家が傾いたりする。地耐力がもともと無かったので、沈下した。などです。この場合、建物にどれだけお金をかけ耐震化しても基礎がダメなら、基礎ごと建物も傾きます。
地盤調査は大事だと感じます。
世界の地震の約2割が日本で発生しているほど、日本は地震大国です。
そんななか、2,3年前に、報道された地震があります
・南海トラフ地震
・日本海溝・千島海溝沿いの地震
・首都直下型地震
など、30年以内に70~80%の確率で発生するといわれ、対策が急務といわれてきました。
実際には、今回、日本海側の能登半島で深度7.0の地震が発生しました。
正直、日本のどこで地震が起きてもわからないと思います。
・被害の防止や軽減に向けた耐震化(河川、堤防のかさ上げ、水門の自動化、基幹的交通ネットワークの土砂災害対策、海岸堤防、防波堤の整備・耐震化、帰宅困難者受け入れ施設の整備、下水道施設の耐震化やマンホールトイレの設置、地理空間情報の整備や津波避難体制の強化)←留意点:コスト面、人手不足
・地震発生後の応急対応のための救助・救急ルートの確保(デジタル技術を活用したTEC-FORCEの強化、災害発生時の被災状況の迅速な把握、港湾を活用した被災地の支援体制の強化、地盤災害情報の推計精度の向上)←留意点:コスト面、人手不足
・国民の意識改革(避難訓練、非常食・テントなどの準備、公助、共助、自助の意識)←留意点:人手不足、高齢化問題
今後、支援活動や復旧、耐震化が進められると思います。
ただ、その対策、支援をすすめるにしても人手やお金は必要です。
しかし、今の日本は人手不足、経済難よりお金がありません。少子高齢化問題、経済問題も合わせて対応していかなければ、復旧活動、耐震化は早急にとりかかりつつ、人手不足、経済面を立て直さないと、次の自然災害に対応していけないと思います。